友情、努力、勝利。スポ根、ラブコメ、ファンタジー。半世紀を超え、数々のテーマがマンガを駆け抜けた。時に全共闘。時に600万部。時に社会現象。多くの読者を魅了し続けたマンガは今なお、一つのジャンルを確率しつづける。マンガとは何か? この難題はすべからく批評家を悩ませ、時に描き手をも縛りつける。マンガとは何か? 当コンテンツでは、真正面からこの命題にぶつかり、回答を探し求める。

sound:Charge!(Karl Jenkins)
 
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タイトル
『ザ・でぶ』


あらすじ
 主人公、部田太。通称ブタ。転入そうそう、隣のクラスの阿武虎座に目をつけられる。「何? ブタだと? この崇高なる名称を使うなんて百年早いんだよ!」と激怒する阿武虎座。オレよりもデブな奴は許さないと、体育館で50メートル走を要求される。ルールは1本勝負で勝利者だけが、消費カロリー分のあんパンを食べることができるという太っている者にとりあまりにも苛酷すぎるルールがしかれた。デブ1のダッシュ力を持つ阿武虎座は一気にスタートダッシュを決める。そのまま逃げ切りを謀る阿武虎座。が、後ろを振り返ると、なんと部田太はスタート地点で腕組みしたままだ。阿武虎座との差はドンドンひらくばかり。その時、部田太は別なことを考えていたのだった。

 

大川の目
本当は本人がペン入れしたかったようですが、時間がなくて間に合わず、ネーム(下書き)部門での投稿となった模様です。ペン入れとネームとはまた違いますからねぇ。実際完成した原稿はまたこれとは違った感じになるのではないでしょうか。それにしても今回の作品はそれなりに叩かれて良化されてますね。気配はいいですよ。問題は作品のテーマ。「デブ=悪」を「デブ=理想」としている点が気になります。ネタとしては面白いのですが、果たしてこの手のネタは少年誌で受け入れられるのでしょうか?「少年誌×デブ」の危険な配合がどこまで編集者に受け入れられるか、その当たりがポイントになりそうです(マンガ評論家・だいかわけいじろう)。

   
   
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