栗村の予想
桜花賞は月曜には本命を決め、火曜日には原稿を書き上げた。単勝2.9倍悪くない。桜花賞の美酒に酔いながら悩んだのは皐月賞・・・「勇気ある撤退」もありか。キングカメハメハが出走しない以上、これといって自信のある本命はいない。マスコミは雑草vsエリートなどという一般大衆受けしそうなテーマを掲げている。雑草vsエリート。競馬は血統が全てであり、必ず最後にはエリートが勝つ。それが分かっている上で、岡田は社台に戦いを挑んでいる。三冠の一角を崩す。もっとも可能性が高いのは早熟、仕上がり早のマイネル、コスモにとっては時期が早い皐月賞だ。本命はコスモバルク。根拠は4つ。
1)前述の理由より皐月賞が岡田にとってもっとも勝負懸かりであること。
2)皐月賞、先行有利。後ろから届いたのは過去10年テイエムオペラオーぐらいであり、タニノギムレットもスペシャルウイークも3着であった。
3)弥生賞は鞍上が下手に乗って0.2秒差。知っての通り、中山コースはトリッキーで難しい、特に坂の位置が絶妙で仕掛けどころがわかりにくく、芝の状態もころころ変わる。朝日杯、レジェンドハンターで果敢に先行した安藤勝も仕掛け早で自滅した。今の安藤ならおそらく勝っている。なのにコスモバルクは勝った。現時点での能力差を感じぜずにはおれない圧勝劇。鞍上も一度経験して慣れた。
4)さらに今日(土曜日)の芝レース、ほとんどが前残りだった。例えば、4レース上がり2ハロン11.7−11.7 。未勝利でこの上がり。コスモバルクの芝3勝は全てあがり34秒台であり全ての1ハロン11秒台を記録している。そして、今の中山の芝状態を考えれば、先行して、上がり33秒台が予想される。そんなのについてこれる馬いるわけないじゃん。
あくまで皐月賞の予想として、単勝コスモバルク勝負。だが、4馬身以上ちぎればミホノブルボンの再来か。
栗村の点数
コスモバルクに10暴れん坊!
栗村のコメント
−−今回からシステムを若干変更。
栗村 和平交渉難航中。
−−これまで1馬上限10点として来たポイントシステムを、合計の総暴れん坊数10とする10点ポイント制を導入。
栗村 大激戦!
−−よってこれからは点数10を各馬に振り分けてもらうかたちとなりますので、よろしくお願いします。
栗村 う〜。今回は予想回避。勇気ある撤退も考えたよ、う〜。
−−まさに各馬横並びの大激戦。なにが来てもおかしくない!
栗村 先週は単勝1本で激的中だったよ、う〜。だけど今週は難しいよ、う〜。
−−地方馬コスモバルク、朝日杯のコスモサン、武のブラックタイド、アンカツのハーツクライ、実績充分メイショウボーラー……。あげればあげるほどきりがない。悩む気持ちもわかります!
栗村 しかも2週続けてJRAからのサインが出てるしな、う〜。
−−確かに、確かに。さかんにさんまがCMであおっているトウショウボーイは、コスモバルクの母父。
栗村 まさにデキスギ君。なにからなにまでデキスギデキスギのデキスギ君。
−−先週のメジロラモーヌに続き今週も……ですか?
栗村 や、やお……。
−−ガオー!!! いま、そ、その話題はあまりにも危険すぎる……。
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