ハッスル予想査定試合
開幕戦 ・オークス
(2004.5.23、東京)


■1枠
 スイープトウショウ(池添)
 セカンドノホシ(梶)

■2枠
 ラグレスロマニー(小野)
 ドルチェリモーネ(安藤)

■3枠
 ダンスインザムード(武豊)
 ヤマニンアラバスタ(江田照)

■4枠
 ヤマニンシュクル(四位)
 アズマサンダース(蛯名)

■5枠
 ギミーシェルター(柴田善)
 フレンチアイディア(勝浦)
■6枠
 メイショウオスカル(後藤)
 ウイングレット(田中勝)
■7枠
 ダイワエルシエーロ(福永)
 マルカフローリアン(吉田豊)
 レイナシンフォニー(石橋守)
■8枠

 グローリアスデイズ(岡部)
 レディインブラック(北村宏)
 シルキーフレンド(菊沢徳)

人気上位(単勝オッズ)
ダンスインザムード
(1.2)
ヤマニンシュクル(11.7)
スイープトウショウ(13.6)
アズマサンダース(23.2)
グローリアスデイズ(23.5)
−−−−前日発売

sound:PRIDE(Victory)
 

揺れてこそ恋、遂げてこそ愛。

いたずらに手招きをする、気まぐれな春風は置き去りに。
ひたむきに想いを紡ぐ、憧れの天使のもとへたどり着け。
揺れてこそ恋、遂げてこそ愛。この日、君は永遠に抱かれる。
【ハッスル予想査定試合:開幕戦 結果】 ■馬柱■


   
栗村 管理人
40暴P 76暴P
・ダンスインザムード4着 ×10 ・ウイングレット7着 ×8
・レディインブラック10着 ×2
■これまでのTOTAL
栗村:  40暴ポイント
管理人:  76暴ポイント
     
 レース結果

 1・ダイワエルシエーロ(6人気)
 2・スイープトウショウ(4人気)
 3・ヤマニンアラバスタ(7人気)
 4・ダンスインザムード(1人気)
 5・ヤマニンシュクル(2人気)
 6・マルカフローリアン(17人気)
 7・ウイングレット(12人気)
 8・アズマサンダース(3人気)
 9・ドルチェリモーネ(10人気)
10・レディインブラック(11人気)
11・レイナシンフォニー(14人気)
12・ギミーシェルター(8人気)
13・メイショウオスカル(9人気)
14・グローリアスデイズ(5人気)
15・ラグレスロマニー(15人気)
16・セカンドノホシ(13人気)
17・フレンチアイディア(16人気)
18・シルキーフレンド(18人気)

2:27.2
3/4

ハナ
1.3/4
ハナ
1.3/4
クビ

1.1/2
クビ
3/4
3/4
クビ
クビ
クビ
2.1/2
1.1/4
   
過去5年



2003 スティルインラブ



2002 スマイルトゥモロー



2001 レディパステル



2000 シルクプリマドンナ



1999 ウメノファイバー
管理人×栗村 ハッスル予想査定試合


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ハッスル予想査定試合・オフィシャルルール
1)持ち点10を各馬に振り分ける。
2)レース後、振り分けた馬着順×点数で暴ポイントを算出。
3)暴ポイントの少ない方が、暴走・掛からずに折り合いがついた予想だったとして勝利者となる。

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両者のポイント&予想
栗村: ダンスインザムード→10暴れん坊

 当欄で何度と無く指摘しているように、将来の繁殖にとってもっとも重要なのは種牡馬ではなく、「牝馬」である。
 牝馬が名馬を産むためには、競走で消耗してしまうことは全くの不利である。テイエムオペラオー、エルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウイーク・・・彼らの母は、未勝利もしくは未出走である。アグネスタキオン、アグネスフライトの母アグネスフローラは6戦5勝、オークス2着を最後に繁殖入りした。アドマイヤベガ、アドマイヤドンの母ベガも4歳春で引退している。

 省みて、華やかな競走成績をあげたものの酷使され精神エネルギーが無くなった牝馬の繁殖成績を挙げてみる。菊花賞に挑戦し、海外遠征までしたダンスパートナー・・・子供のロイヤルパートナーやドリームパートナーの成績を知っていますか? ヒシアマゾンの子なんて絶対走る感じがしない。エアグルーブは5歳秋まで使われたが、伊藤雄二は牝馬の消長をよく知っており、同馬を「競走族」と位置づけうまく繁殖で成功させている。それでも、オークス優勝で引退させていたら、クロフネ級の馬が出たはずだ。

 G1レースというだけで、計り知れないエネルギーを消耗するのに東京2400mを3歳の牝馬に走らせるなんて正直、気がしれない。オークスは2流の血統を持つ牝馬たちやその子を高く売却するために存在する。ダンスインザムードは、怪物なのでそれほど精神エネルギーを消耗しないかもしれないが、ダービー出走などもってのほかだ。繁殖牝馬は牧場の宝、超G1級の同馬であれば牧場の10年、20年、そして100年の計を担う基礎牝馬となれる可能性がある。40人の馬主の常識的な英断に拍手を送りたい。そしてさっさと引退させて、その子供の走る姿がみたい。

 一応、本命はダンスインザムード。だけど、牝馬は女性期間があるでしょう? 大枚はたいて馬券を買う気にはなれない(ちなみに、桜花賞は回避したクイーンカップが女性期間と考え、フラワーカップが中性期間だと考えたため、桜花賞は確信を持って買えたのです)。心はダービー。キングカメハメハの勝ちっぷりに注目だが、横典が死んだふりできればハーツクライも面白い。
   
管理人: ウイングレット→8暴れん坊
レディインブラック→2暴れん坊
 

 タイキシャトル産駒だからといってビビることはない。どうせオークスなんて、残り1000メートルからのヨーイドンレース。いわばかたちを変えた新潟アイビスサマーDとレース名を置き換えてもいいだろう。前走暴爆、前々走重克服のダンスインザムード。消す要素は皆無だが、ここは印を落とす。思い切って無印。理由は特にない。
 過去10年スイートピーからの連対ゼロもこの馬は休み明けの2戦目。新潟&東京の直線を経験しているのもいい。よって8暴。残り2暴をレディインに振ったのは、アネモネを評価したのと大外をぶっこ抜いた時、ツッ込んでくるのはこの馬と感じだから。最後までスイープの取捨に迷ったが最内に入ったことで消した。全馬固まって団子で内に包まれたとき、抜け出すのに苦しみそうだから。池添に最内から大外に持っていける勇気があるかどうか。無難に内が開くのを待ちそうな気がするのでこの2馬で勝負する。
 

■プレイバック(レース回顧)



億万長者「ダービー馬主」と
破産寸前「オークス馬主」

     (『週刊新潮』1999.6.24号)

 4歳G1競馬『オークス』と『ダービー』。終わってみれば、今年は個人馬主の所有馬が両方の栄冠を手にしたことになる。が、その時点で“オークス馬主”の経営する会社は、既に破産寸前だったというから、皮肉なものである−−。

 4歳牝馬のG1レース『第60回オークス』が東京競馬場で開催されたのは去る5月30日。結果は7番人気のウメノファイバーが、1番人気馬トゥザヴィクトリーを鼻の差押さえて優勝したのだが…。その瞬間、この馬の所有者・梅崎敏則社長(68)は、思わずこう呟いたそうである。
「9700万円くらいの優勝賞金じゃ、どうもならん」
 ま、その言葉の真偽はともかく、梅崎社長としては素直に喜べる心境じゃなかったことは確かだ。なにしろ彼が経営する不動産開発会社『興和物産』が約950億円の負債を抱えて地裁に会社整理を申請したのが4月22日。
「それから約1カ月後のオークス制覇でした。永い間、個人馬主をやってきた梅崎さんにとっては念願のG1初勝利でもあったのですが、あまりにもタイミングが悪かった」
 というのは、同じ個人馬主仲間の会社経営者である。
「整理が決まった時に、彼は“愛馬だけは残してくれ”と頼み、実際、馬は動産なので担保に入っておらず、おかげで現在も個人馬主を続けていられるのですが……その馬がオークスに勝っちゃうとは皮肉だね。資産価値が高くなって、今後、債権者たちが馬を差し押さえにかかるでしょう」
 中央競馬会所属の馬主は法人360、個人は2300人だが、個人馬主になる資格は年収2000万円以上を2年以上続け、資産も1億4000万円以上を有する者に限られる。しかも持ち馬1頭に1カ月平均60万円掛かる“飼葉料”を考えると、“オークス馬主”とはいえ梅崎社長が、
「個人馬主をいつまで続けられるか疑問です。彼は毎年10頭から20頭の馬を所有していましたが、ウメノファイバーも含めて、人手に渡るのは仕方ないところだね」(同前)  (……以下略)

   1999年5月30日 第60回 オークス
   


 1・ウメノファイバー
 2・トゥザヴィクトリー
 3・プリモディーネ
 4・スティンガー
 5・フサイチエアディール
 6・コウヨウヒロイン
 7・リワードハミング
 8・エイシンルーデンス
 9・クロックワーク
10・エイシンワンシャン
11・カシノリファール
12・ゴッドインチーフ
13・ピサノガレー
14・ワンファーガール
15・スターバイオレット
16・フレンドリーエース
17・サクラセレブレイト
18・エフテービルサド

・田中邦衛氏に関する情報、当サイトに対する要望などは掲示板もしくはこちらからお願いします。