第1回 Web-1グランプリ
真のプロデュース王はこの男だ!

【出場選手】
・つんく♂
・小室哲哉
・おちまさと
・渡辺恒雄
・野中広務
・宮尾すすむ
・ヨネスケ
・ドン=キング
(国際推薦枠)

 
       
  2003.11.2更新
  【決勝戦 ヨネスケvsつんく♂】結果

○ヨネスケ(11票−8票)つんく♂●
   
 


【展開】

 終始安定した票を獲得したヨネスケが、つんく♂を僅差で下し記念すべき第1回Web−1「真のプロデュース王・決定戦」の優勝者となった。おめでとう、ヨネスケ! ありがとう、ヨネスケ! キミのがんばり忘れません……。


ヨネスケ票のコメント
・隣の晩御飯もまさか視聴率操作なんてことはないだろうな
・野中、ナベツネ、今まで闘ってきた相手が違う
・いぶし銀だよ、彼は
・タレントもこれからは本物が求められる。ヨネスケ=本物

つんく♂票のコメント
・ネタでヨネスケ優勝とかになりそう
・つんく♂が何かを狙ってる
・来年はモー娘。が100人になっている。間違いない!

   


【この試合の見所】

波乱かそれとも順当か。決勝戦の舞台に立ったのは奥様のアイドル・ヨネスケと、平成のアイドル製造器・つんく♂の両者だ。果たして記念すべき第1回Web−1「プロデュース王」に輝くのはどちらだ? プロデュース力とは相手をどう紹介し演出するかのみに適用されるものではない。自らをどう振る舞うか? その上で場をどう演出していくか。その結果として自らの立場を向上させる。まさに自己プロデュースとの相乗効果によって、真のプロデュースが完成されるといってもいいだろう。ヨネスケとつんく♂。どちらもその点ではすでに名馬100に入る屈指の実力者。ヨネスケは晩ごはんをプロデュースしながら自分の人気を高めていった。つんく♂もまた、シャ乱Qを捨てモー娘。などをプロデュースすることによって新たなる地位を作り上げた。もしキミが「プロデュースとはなんですか?」と聞かれたら、こう答えよう。「プロデュースとは、ヨネスケとつんく♂です」と。まさにこの両者はプロデュース成功の最たる例である。両者のどちらが勝ってもおかしくない。時代を象徴するプロデュース王が、今宵、誕生する!



【戦前の試合予想】

ヨネスケ優勝だ!
日本道路公団の藤井と石原大臣との激突を見て、改めて自己プロデュース力いかんによってこうも世相が変わるのか…とため息をつかずにはいられなかった。つい先月まで藤井リコール一色だったはずだ。それが、わずか数日足らずで形勢逆転。いまや、石原のふがいなさにバッシングが飛ぶ有様だ。これまでしてきたことはともかくとして、藤井がかました最後っ屁こそ、まさにプロデュース王と呼べるにふさわしいものであった。決勝戦。戦前、ド本命だったナベツネも野中も、思い返せば世の中に波を起こすことはしても自分の立場を変えるまでにはいたらなかった。ナベツネに至っては相変わらずの悪人ぶりである。そういう意味ではヨネスケに一票を投じたい。つんく♂がモー娘。の成功によって自らの立場を向上させたとはいえ、音楽から音楽へとただ横滑りしたプロデュースにすぎない。その点ヨネスケは、まさに晩ごはんという誰もが踏み込まなかった領域への異種プロデュースである。テレビ界の盲点をついたという意味でも、ヨネスケのプロデュース力は計り知れないほどの功績がある。



どちらにも勝ってもらいたい…
ヨネスケさん、つんく♂さん、どちらにも勝ってもらいたい。来週には結末が出てしまうのですね。怖い…。私、結果を見るのが怖くてアクセスできなさそう…。2人ともがんばってー!


 ついに決勝である。私は高校時代、サッカー部に所属し、全国大会を目指したものである。しかし、現実とフリーキックの壁は厚く、地方大会の3回戦で敗退した。その時、コーチが言ったことに、「君たちは恥じることはない。この大会で、最後まで負けないのは一校だけだ。そして、この大会でその高校以外のチームは皆、一度ずつ負けるんだ。」と。当時ようやく女を知ったころの私、色素の沈着していない愚息をスパッツで圧迫しながら、ひたすらにただひたすらにに泣いたものだ。閑話休題、この大いなる大会も同じことである。誰も敗者を責めはしない。そしてただ一人の勝者は、ただ一人の勝者として褒めたたえられることであろう。そんな中、予想であるが、このような歴史的な舞台において、今さら私ごときがああだこうだと考えを巡らせても仕方がない。というわけで、実は今回、私はこの予想をサボタージュしようかと考え、手元にあったカムイ伝を読んでいたのである。私は、ここで、驚愕した。勝者を予想するヒントが隠されていたからである。 それはこんなシーン。下人の小助は、ようやく自分の田を手に入れる。苦しみしかない農民の生活から抜け出すべく、必死に働く。農作業以外も積極的に参加。そんな中、彼は不幸にもマキ(非後藤)を拾おうとして崖に転落する。重傷である。ああ、これから田植えだというのに・・・・・。失望の中、周囲の人々にいさめられ、庄屋から米を借り、温泉にて、怪我を治すことに専念する。そして、湯煙の中、ちょっとしたラブロマンスもありつつ、我が田に帰ると・・・なんと、非人の集落の人々が、小助の田を耕してくれていたのである!涙を流す小助、そこにかつては農民、今は非人となった苔丸が言う。
 「おめえがひとりでがんばってるからだ。」
 これ以上何があろう。私は枕に顔を埋め、ヨネスケの勝利を確信したのだ。
   
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