キミの主張に称号が与えられる。半世紀を超える持ち込みの道程から、多くの英雄が育っていった。その称号は最強、或いは怪物…。そしてキミは何と呼ばれるのか。自分を思うがままに主張する若者に、明日の夢を見ることになるだろう。−−このコンテンツは、マンガ家を目指すW氏の活動記録である。

sound:Charge!(Karl Jenkins)
 
  スーパーファイトIN持ち込み(WEB版)
シリーズ最終戦結果詳報
 



大どんでん返しの結末。「テメーの力で連載を
勝ち取ってみろ!」編集者が叫ぶ!





興奮した読者がどっとWのもとに おし
よせる。まさに奇跡が起きたのだ。

 
   
   
   
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   オールカマー! さぁ、なんでも来い! 受けてたってやる!
 シリーズ4日目。
 今回の持ち込みの最大の山場、ヤンマガ決戦を迎えた。
 Wにとって、これが4回目の持ち込み。今度こそはと気合いが入る。
 しかし、予約を入れておいたはずなのにいざ講談社へ赴くと、担当者はいなかった。年末の慌ただしい仕事納めの時期、Wはその煽りを食ったのだ。
 予想外の展開。
 思いがけない事態に、唖然とするW。いったい、オレはどうしたらいいのだろう……。
 卒論には期日があるため、これ以上の先延ばしは不可能。
 よって、Wが夢と希望を賭けていたヤンマガへの持ち込みは、残念ながら中止となった。

 
 
 
 1995年4月、私は夢と希望と未来を持って大学の門をくぐった。
 広いキャンパスの正門前は、スーツを着た若者達で溢れかえり、人・人・人でいっぱいだった。
 それはまさに、私自身が今までに見たことのない未知の世界だった。
 騒々しく過ぎ去っていったその日の夕暮れ。一人でキャンパスを歩いていると、スロープの前にちょっとした人だかりができていた。
 一人の男が教室から持ち出した机の上に立ち、そこで一人トークを行っていたのだ。
 まわりからドッと笑いが沸き起こる。自分もまた、しばらくそこで彼の話を聞き入っていた。
 それが今まで浪人していた自分には、たまらなくおもしろく見えた。
 今振り返ってみると、その日一日の出来事は、これからの大学生活に大きな期待を抱かせるに充分に満ちた一日であった。
 あれから5年が過ぎた。
 その間、私は多くのものを失い、多くのものを手にしたような気がする。出会いがあり、そして別れがあった。
 どんよりとした暗さの中で展開していった大学生活。受験生時に思い抱いていた夢や希望や未来に満ちた大学生活は、私には訪れなかった。
 だがそれは、大学に期待を裏切られたからではない。固定観念に縛られ、自分自身をかたくなに狭めていたからにすぎないのだ。
 誰しもが予想しなかった今回の結末。
 絶対に交わらないと思われているものが、こうして1つに溶け合うこともあるのだ。
 今回Wは、身をもってそのことを証明したのである。(Y)
 
▼シリーズ最終戦・時間無制限一本勝負

 W(21分35秒)
    週刊少年サンデー
 
   




週刊少年サンデー編集部Y氏のコメント
……。いきなり1ページ目から頭が悪すぎてまいった。ストーリーマンガの場合、コマ割りだとか見せ方だとか、演出だとか、その方法論を言えるけど、ギャグの場合、原稿をパッと見てどうしろとは言えない。ただこの作品に関して言うと、全体として下ネタに頼りすぎ。それにセリフがゴチャゴチャしてて、とても読みにくい。まぁ、セリフに関して言えば1〜2ページ増やして描けば解決する問題だけど。でも、下ネタしか描いてない分、他のネームを見たくなるような作品ではある。14ページの1コマ目なんか個人的には好きだし。それよりも、この下手くそな絵で、これを小学館に持ってきてその「どうだ!」という態度の図々しさ。大変気に入りました。私が担当になりましょう。ただ、この絵でウチの雑誌はちょっと無理かもしれないなぁ。ウチ(少年サンデー)のことを言っとくと、パロディーやブラックネタ、人を傷つけるギャグは一切排除してるからね。だから、この絵柄ではサンデーで自分を出すのはキツイかもしれない。まず絵柄を変えないとだめだね。ま、そのあたりを考えて、次回、少年誌でもやれそうなものを前提に、ギャグマンガを何本か描いて持って来てもらえるかな。あんまり硬くならずに自分はこれだ!ってものでいいから。へんに『これ、少年誌でも大丈夫かなぁ』って悩んだら、そのまま描いてきてよ。それでいけそうなものをいくつかピックアップして、新人賞に持っていくから。とにかく、自分をさらけだしたものをお願いします

 
<<<闘いを終えて(あとがき)  

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