田中邦衛研究所

サラブレッドインフォメーション

1996年7月~9月までの記録

主な出来事

ロシア大統領決選投票でエリツィン再選(7月3日)・世界初クローン羊『ドリー』がスコットランドで誕生(7月5日)・チャールズ皇太子とダイアナ妃離婚合意(7月12日)・堺市でO157発生、患者数7,996名、死亡3名(7月13日)・ウクライナ西部の原子力発電所で放射能漏れ(7月24日)・ 俳優渥美清が死去(8月4日)・薬害エイズ事件で安部英元帝京大学副学長を逮捕(8月29日)・野茂英雄が大リーグでノーヒットノーラン(9月17日)・漫画家の藤子・F・不二雄が死去(9月23日)・民主党結成(9月28日)

第37回宝塚記念(GI)―1996/7/7

夢を届けてくれる君がいる。

輝く未来を信じて、託す想いがある。
七夕の宝塚だから、かなえられる夢がある。
忘れ得ぬ物語、届けてくれる君がいる。

なんて素敵なタイトルでしょう。(大坪元)

第3回札幌スプリントステークス(GIII)―1996/7/14

痛快、風を従え夏に凱旋。

夏の札幌を印象づける、痛快なスプリント戦。
風を従え、北都のターフに凱旋する、今年の最速王は誰だ。

札幌でデビューした馬たちが大人になって帰ってくる、表現力豊かにそのことを伝えていると言っていいでしょう。(大坪元)

BSNオープン―1996/7/21

見逃せない束の間の夏。

弾ける風、流れる汗、勝利への情熱。
新潟の長い直線に今、束の間の夏が凝縮される。

毎年、夏はあっという間に駆け抜けていきます。(大坪元)

第31回札幌3歳ステークス(GIII)―1996/7/28

無垢な瞳に約束の夏。

まだ幼さを残す無垢な瞳で、夢追う初々しき3歳馬たち。
その情熱が永遠である限り、君の栄光は約束される。

情熱、それが大事です。(大坪元)

第31回関屋記念(GIII)―1996/8/4

ひと夏に込められた想い。

ひと夏の炎天に、速さの残像を刻み込め。
新潟の有終を飾る、灼熱のマイラーの想いが燃える。

晴れた日に影をじっと見つめて空を見ると、空に残像が移ります。小学校のときに、皆さんも記憶にあるのでは?(大坪元)

天の川ステークス―1996/8/11

胸まで熱く、中山の夏。

何かが違う灼熱の太陽ライブ。身も心も、これほどまでに熱くなれる中山に感動。
容赦のない陽を汗で輝かせ、真夏競馬を体感したい。

いつもは新潟で開催されるのですが、この年は中山で行われました。(大坪元)

第32回函館記念(GIII)―1996/8/18

挑戦の夏、傑出の時。

我が道を拓くため、次なるものへの挑戦に迷いは要らない。
北の夏に育まれたものたちが、築いていった栄光の蹄跡。
いまその歴史を受け継ぎ、秋へと傑出する時がきた。

挑戦に迷ってはダメ。人生はチャレンジです。(大坪元)

第32回新潟記念(GIII)―1996/8/25

夏の顔、今年は中山に参上。

熱風一閃。君の輝きは、いつの間にか鋭さを増していた。
夏の顔、今年は中山に参上。秋の主役の座はもらった。

シメの文章が、頼もしいですね。(大坪元)

第16回新潟3歳ステークス(GIII)―1996/9/1

憧れに駈けろ、眩しさよ走れ。

中山・夏競馬の締めくくりに、新しい世代が躍りだす。
憧れに駈けろ、眩しさよ走れ、君たちの時代が近づいている。
遥かなる栄光へ、この勝利は大きな自信となるだろう。

新人はいつだって眩しいものですね。(大坪元)

第41回京王杯オータムハンデキャップ(GIII)―1996/9/8

心が熱くなる秋が見えてくる。

迫力満点、実力伯仲、中山1マイル・ハンデ戦。
鋭気を養い秋に備えた勇者か、夏を制し勢いに乗る勇者か。
栄光への先陣、心が熱くなる風景が見えてくる。

もう、秋なんですね。そして、冬がやってくる。心がじんとなりました。(大坪元)

第42回産経賞オールカマー(GII)―1996/9/15

実力主義の風貌。

大望への照準を計り、前哨戦に挑む歴戦の勇士。
譲れないプライドに、激しく火花が散る。
研ぎ澄まされた風貌に、実力主義の威厳が輝いている。

実力主義。社会人なら、身にしみる言葉ですね。(大坪元)

第50回ラジオ日本賞セントライト記念(GII)―1996/9/23

時が君を選ぼうとしている。

選ばれたものが集うのではなく、自ら望むものが挑む菊一冠。
残された最後の栄冠を目指して、伝統の前哨戦がいま始まる。
4歳同期の熾烈な秋舞台。時代は誰を導いていくのだろうか。

タイトルがいいですね。第1行目。受動的でなく能動的であれ、と著者の力強い意思も感じられます。◎です。(大坪元)

第44回時事通信杯クイーンステークス(GIII)―1996/9/29

華へ駈ける実りの序曲。

新しき時代の扉を開く、気高い乙女の実りの序曲がターフを流れる。
まだ誰の名も記されていない栄光へ。君よ、初代の華へと駈け昇れ。

彼女はどんな歌声で魅了してくれるのかな?(大坪元)

著者

大坪元 雄(おおつぼげん いさお)

煽り解説でおなじみ。煽りニュース・煽りブックを経て、煽り評論家へ。あらゆる文章を、煽りの視点で分析する。「句読点が少し華奢に見える」など鋭いの着眼点は、キャリア40年が成せる業だろう。

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