田中邦衛研究所

サラブレッドインフォメーション

1999年7月~9月までの記録

主な出来事

ダイオキシン類対策特別措置法成立(7月12日)・インドネシアで独立派ゲリラが国軍襲撃(7月19日)・国旗国家法成立(8月9日)・接待や贈り物規制で公務員倫理法成立(8月9日)・国民総背番号制の改正住民基本台帳法成立(8月12日)・池袋路上で通り魔。23歳男が包丁とハンマーで通行人8名を襲い2名死亡(9月8日)・台湾中部でM7.7地震(9月21日)・茨城県東海村で国内初の臨界事故、放射能漏れ(9月30日)

第48回ラジオたんぱ賞(GIII)―1999/7/4

譲れない夏が青春の第二章。

春、偉大なる勲章は得られなくとも、自分の努力に後悔はない。
これからの夢がある。夏から始まる青春の第二章、ここは譲れない。

努力に後悔はないのです。(大坪元)

第40回宝塚記念(GI)―1999/7/11

物語の続きを描く英雄がいる。

わずか1年、この日が、これほど苦くせつなく揺れるものか。
勝利者よ、あの物語の続きを描く英雄となってくれ。
7月の夢に喝采、光の中を駆け抜けた勇姿に捧げたい。

サイレンススズカへの想いをいれた文章。胸に熱いものが込み上げてきました。(大坪元)

第6回函館スプリントステークス(GIII)―1999/7/18

風の使者が速さを楽しんでいる。

流れるように加速する光の群れが太陽の季節を告げる。
そして、速さを楽しむ風の使者が瞬夏を制する。

太陽の季節。石原慎太郎の小説にもありましたね。(大坪元)

第34回テレビ西日本賞北九州記念(GIII)―1999/7/25

君と夏、いよいよ本格化。

小倉の熾烈な蹄音を待ち望んだ勇者が栄光を目指す。
彼方から届く歓声と熱気。いよいよ、君と夏が本格化を迎える。

君と夏を本格化にしていけたら、最高に幸せです。(大坪元)

第31回函館3歳ステークス(GIII)―1999/8/1

希望の初舞台、永遠の夏となれ。

元気いっぱいの若者たちが、明日の希望を掲げるグレード初舞台。
デビューを果たした函館の夏が、君の永遠の思い出になるかも知れない。

夏はたくさんの思い出を作るにもってこいの季節です。(大坪元)

第34回関屋記念(GIII)―1999/8/8

青空の彼方へ駈け抜ける涼風。

伝統、灼熱の1マイルに、衝撃を刻み込む夏の勇者たち。
速いのか、切れるのか、駈け抜ける涼風が青空の彼方へ急ぐ。

締めの文書が、なかなかの芸当です。(大坪元)

第35回小倉記念(GIII)―1999/8/15

盛夏に自信、祝杯の夕涼み。

きらめく陽光を力に変え、自信に満ちた走りを見せる夏戦士。
快い汗の後、勝利と健闘を讃え、祝杯の夕涼みを楽しもう。

試合が終わったら、ノーサイド。(大坪元)

第35回札幌記念(GII)―1999/8/22

強者の王道は夏から始まる。

新たな時代を迎え、札幌の栄光は大きな意味を持つ。
強者が動き出す夏の頂点、ここが王道の始まりだ。

夏から秋、秋から冬へ。物語は続いていきます。(大坪元)

第35回新潟記念(GIII)―1999/8/29

夏の褒美は気迫で奪え。

残暑がターフを射す熱きハンデ戦は、熾烈を極める横一線の激闘。
能力の限界に挑み、気迫で上回る君が夏の褒美を奪うに違いない。

気迫で圧倒される瞬間に誰しもが出会いたいと思っているはず。(大坪元)

第19回新潟3歳ステークス(GIII)―1999/9/5

誇りを刻み旅立つ夏。

その若さを誇りに、ターフに夢を刻み、夏から旅立って行け。
そして21世紀、生まれ変わる新潟に、英雄となって帰って来い。

「英雄となって帰って来い」。受験に送り出すご両親の方々、息子さんへそう励ましてくださいね。(大坪元)

第44回京成杯オータムハンデキャップ(GIII)―1999/9/12

収穫の季節に輝くマイラーの感性。

ふと気がつけば蝉の声は薄れ、初秋の風が駈け抜けている。
待ち焦がれた中山に、満を持した精鋭たちが呼び戻された。
いよいよ収穫の季節、大いなる夢にマイラーの感性が輝く。

呼び戻された。英雄は、つねに必要とされる場所に呼び戻されるのです。(大坪元)

第45回産経賞オールカマー(GII)―1999/9/19

秋の指標、蹄の意志。

秋の指標として数多くの英雄が、この舞台を選び駈け抜ける。
栄光を目指す道程は容易ではないが、蹄の意志に迷いはない。
高き理想を追求し、時代を築く勇者となれ。

迷ってはダメ。自信を持って駆け抜けましょう。何事にも。(大坪元)

第53回ラジオ日本賞セントライト記念(GII)―1999/9/26

菊の正統派は英雄の冠が似合う。

資質に満ちた若者が、菊の正統派として躍り出る。
英雄の名が冠された栄誉は、波に乗る君のためにある。
敢然と抜け出せ、秋に輝け。淀の舞台へと突き進むがいい。

正統派者同士がぶつかり合うからこそ、名勝負が生まれるのです。(大坪元)

著者

大坪元 雄(おおつぼげん いさお)

煽り解説でおなじみ。煽りニュース・煽りブックを経て、煽り評論家へ。あらゆる文章を、煽りの視点で分析する。「句読点が少し華奢に見える」など鋭いの着眼点は、キャリア40年が成せる業だろう。

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